ウィークリーラーニング #1

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週刊学習の第1回。2024.09.02~2024.09.06
今週のドル円相場を振り返り、気付きを得て成長を図るコーナーです。

ドル円の見通し

週足

・2023年安値上昇波の押し目候補(50%リトレースメント)に到達。

日足

・152円を割り下目線。
・7月高値下降波 VS 年初来安値サポート
・年初来安値を試し中。
・145円でWボトムを付けている。

4時間足

・先週安値で2番底形成の値動き(8月安値を1番底)
・注目される経済指標:米国雇用統計

ファンダメンタルズ

・次回FOMCでの利下げをほぼ確実視。
・FOMC利下げ幅をめぐって米国労働市場への関心が高まっている。
・日銀は利上げに対しタカ派寄りの姿勢。

ブル派の注目

・年初来安値サポート
・月足SMA21レジスタンス
・8月の終値が3月安値にサポート+長い下髭

ベア派の注目

・日足下降トレンド
・日足SMA21レジスタンス
・155円下降波戻り売り継続中(3月安値を上抜くまでは)

ブル派プラン

・年初来安値サポートを背景に8月安値上昇波押し目買いを3週前高値へフォロー
・先週安値まで売られればロング検討

ベア派プラン

・155円下降波戻り売りを背景に3週前高値下降波を戻り売り
・3週前高値まで買われればショート検討

1時間足

月曜:3週前高値下降波戻り売り候補である3月安値をブレイク
火曜:陰線包み足となり月曜のブレイクを否定。
水曜:145円の押し目を崩して先週安値へ下落。
木曜:先週安値で持ち合い、雇用統計待ち。
金曜:8月安値を試し、雇用統計を機に200pips幅の上下動。

日々のトレード

15分足

月曜(9/2)

・木曜陽線の押し目買いが入り上昇。
・3週前高値下降波の戻り売り候補に到達。
・上値追いには注意が必要

【経済指標】
 米国 祭日

【ブル派トレードプラン】
 ・金曜陽線を147円へ押し目買い

【ベア派トレードプラン】
 ・3月安値レジスタンスで145円へショート

東京時間、木曜高値への下値試しから押し目を付けたが3月安値レジスタンスを警戒しロングは見送り。
欧州時間、3月安値をブレイク。
NY時間、147円に到達。

火曜(9/3)

・金曜陽線の押し目買いが入り上昇、日足SMA21を抜けて3月安値をブレイクしたことで
 3週前高値を目指す確度が高まった。
・次の戻り目候補147円で上げ止まった。

【経済指標】
 23:00 米国 ISM製造業景況指数

【ブル派トレードプラン】
 ・前日陽線を148円へ押し目買い

【ベア派トレードプラン】
 ・147円レジスタンスで前日安値へショート

東京時間、前日高値にWトップを付けたが、3月安値のレジサポ転換を警戒。
欧州時間、前日安値+4hSMAまで押し戻し、三尊天井をイメージ。切上げライン抜けの戻り売りショートは前日安値と4hSMAまでの値幅がなく見送り。

水曜(9/4)

・前日は約200pipsの大陰線となり月曜陽線を包み、3月安値ブレイクは否定された。
・先週安値Wボトムへの下押し中。
・先週安値上昇波の押し目ボックスに到達。

【経済指標】
 21:30 米国 貿易収支

【ブル派トレードプラン】
 ・145円サポートで上昇3波をロング

【ベア派トレードプラン】
 ・前日の包み足を根拠に145円の押し目を崩せば先週安値へショート

東京時間、145円での押し目待ち。
欧州時間、3本目の4h足ピンバーを根拠に19:00足陽転でロング。逆行し145円を割ったため損切。
NY時間、4本目の4h足安値を割り押し目を崩したと考えたが自信が持てずショート見送り。その後、先週安値へ下落。

木曜(9/5)

・前日は145円の押し目を崩し約180pipsの大陰線、さらに下髭なしの坊主。
・1hSMAをガイドに先週安値に到達。
・明日の雇用統計を控え、持ち合う可能性あり。

【経済指標】
 21:15 米国 ADP雇用統計
 23:00 米国 ISM非製造業景況指数

【ブル派トレードプラン】
 ・先週安値で下げ止まれば引き戻し調整をロング

【ベア派トレードプラン】
 ・先週安値のサポートを崩せば8月安値へショート

終日、1hSMAにレジスタンスされつつ先週安値を基準に持ち合い相場でノートレード。

金曜(9/6)

・前日は雇用統計待ちでピンバーとなり、終値は先週安値にサポートされた。
・雇用統計が市場予想を下回ったとしても火曜からの下落である程度は織り込まれている感がある。
・レートは安値圏に在り、わかりやすくなるまで静観するのも一つの手。

【経済指標】
 21:30 米国 雇用統計

【ブル派トレードプラン】
 ・8月安値まで売られて強く反発すればロング

【ベア派トレードプラン】
 ・145円を試せばショート

東京・欧州時間、安値圏で雇用統計を控えノートレード。
NY時間、雇用統計を機に200pipsの幅の上下動、その後も方向感がなくノートレード。

振り返り

週明けの日足SMA21と3月安値周辺での値動き

月曜陽線が日足SMA21と3月安値を上抜いたことで、先週安値Wボトム完成を狙った3週前高値を目指す値動きになる可能性が高まったが、火曜陰線が包み足となり3月安値ブレイクを否定。

Good Point👍】
  ・月曜:押し目が浅く3月安値までの値幅もないことを考慮しロングを見送った。
      3月安値ブレイク後の高値追いは下押しを待った。
  ・火曜:3月安値のレジサポ転換を警戒し押し戻しショートを見送った。
      前日安値との値幅がないことを考慮し切り下げライン抜け戻り売りショートを見送った。

【Bad Point❌】
  ・火曜に月曜安値まで押し戻した時点で3月安値ブレイクがダマしになる可能性を考えれて
   おらず、火曜陰線が確定して初めて考えが及んだ。

【反省🐒】
  ・値動きのパターンばかり意識して現在値の意味をリアルタイムで洞察できていない。

145円のサポート崩し

先週安値Wボトムの上昇3波押し目候補である145円のサポートを崩して先週安値へ続落。

Good Point👍】
  ・上昇3波を狙うと同時に、前日の包み足を根拠に押し目を崩す可能性を考察できていた。

【Bad Point❌】
  ・上昇3波ロングにバイアスがかかってしまっていたため、無理やり根拠づけてエントリー
   してしまった。
  ・損切後、サポート崩れを狙ったが自信が持てずエントリーできなかった。
  ・145円を意識しすぎて前回安値である前日安値を全く意識していなかった。

【反省🐒】
  ・値動きが自分の描いたシナリオに沿うとエントリーしなければと強い焦りが生じてしまう。
  ・145円を3回試しても高値が切り下げており、4本目の4h足実体が前日安値を下抜いたことを
   サポート崩しのセットアップとしても良かったかもしれない。

先週安値到達後の底値固め

2番底を形成するように先週安値で持ち合い、雇用統計を前に8月安値を試した。

Good Point👍】
  ・安値圏の値動きに翻弄されず雇用統計まで待てた。
  ・雇用統計発表後の値動きにも釣られなかった。

【Bad Point❌】
  ・雇用統計発表後の値動きに対し思考を停止させ洞察しようともしなかった。

【反省🐒】
  ・安値圏の中で方向感に乏しく難しい値動きをしていても雇用統計でトレードしなければという
   感情に駆られてしまう。

一週間を振り返って

トレードには『崩れ』が付き物。

今週のドル円相場は、火曜の包み足で3月安値ブレイク後の3週前高値への上昇シナリオが崩れ、145円のサポートを崩して先週陽線を全戻ししました。
買いたい人がいれば、相対する売りたい人がいる。相場を先導することができない個人トレーダーは、常に売りと買いの両方の目線を持って相場を俯瞰し、プライスアクションを注視してどちらかの諦めを見極めなければ成果につながらないと感じました。

ブログを開設して初めての投稿でわかりにくい箇所も多々ありますが、こんなトレーダーもいるんだなと私と同じ初心者トレーダーさんの何か励みになれば幸いです。

【今週の一言】
  『待つも相場』むしろ『待つが相場』

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