ウィークリーラーニング #11

FX

週刊学習の第11回。(2024.11.11~2024.11.15)
今週のドル円相場を振り返り、気付きを得て成長を図るコーナーです。

ドル円 今週の見通し

週足

  • 2023年安値上昇の61.8%押し目候補140円で強く反発
  • 160円を目指す流れ

日足

  • 140円上昇波が155円に到達
  • 155円 VS 140円上昇波

4時間足

  • 米国大統領選で155円へ急騰
  • A字反転し4h足チャネル下限まで急落
ファンダメンタルズ
  • 米国 消費者物価指数(CPI)
  • 米国 小売売上高
ブル派の注目
  • 152円+200日SMA+日足SMA21のサポート
  • 4h足チャネル下限
ベア派の注目
  • 10月終値が152円でレジスタンス
  • 2週連続で同時線
ブル派プラン
  • 140円上昇トレンドを背景、152円+日足SMA21のサポートを根拠に
    • 152円付近のレジスタンス帯サポートで先月高値へロング
ベア派プラン
  • 155円のレジスタンスを背景、10月高値抜けをオーバーシュートとみて
    • 152円付近のレジスタンス帯サポートを崩せば3週前安値へショート
    • 10月高値を試せば三尊天井ネックのショート

1時間足

月曜:11/6大陽線の押し目買いで10月高値へ上昇
火曜:10月高値をブレイクし155円へ上昇
水曜:155円を日足実体でブレイク
木曜:156円で持ち合い
金曜:11/8押し目買いの利確売りで10月高値へ急落

今週は155円を上限と見立てていたため、155円以降の上値追いは押し戻し調整が浅いこともあり見送りました。

日々のトレード

15分足

月曜(11/11)
  • 11/6大陽線の50%押し目を崩して4h足チャネル下限まで下落

【経済指標】

  • 米国 祭日

【ブル派トレードプラン】

  • 4h足チャネル下限サポートで11/6大陽線の押し目買いロング
  • 152円付近のレジスタンス帯のサポートでロング

【ベア派トレードプラン】

  • サポート崩れの下値追いは見送り
  • 金曜高値を試せばショート検討

東京時間、8時足が15分足の戻り目をブレイク、9時足が8時足の高値抜けでロング。欧州時間、10月高値到達で半分決済、水曜の欧州時間に155円到達で全決済。

火曜(11/12)
  • 4h足チャネル下限から11/6大陽線押し目買いがスタート
  • 先月高値に到達

【経済指標】

  • 特になし

【ブル派トレードプラン】

  • 11/8押し目買いを先週高値へフォロー

【ベア派トレードプラン】

  • 10月高値レジスタンスで三尊天井狙いのショート

東京時間、4h足SMA21と10月高値の持ち合い。欧州時間、10月高値をブレイク。NY時間、154円の押し目でロング、先週高値で決済。

水曜(11/13)
  • 155円にほぼ到達
  • 日足は先週高値下でクローズ

【経済指標】

  • 22:30 米国 消費者物価指数(CPI)

【ブル派トレードプラン】

  • 11/8押し目買いを156円へフォロー
  • 10月高値への下値試しから2番天井へロング

【ベア派トレードプラン】

  • 先週高値に2番天井形成でショート

東京・欧州時間、米国CPIを控えて155円での値動きを観察。NY時間、CPIで下値を試しての押し目買いはV字反転したためタイミングが取れずノートレード、その後は155円をブレイクし上昇。

木曜(11/14)
  • 155円を日足実体でブレイク

【経済指標】

  • 22:30 米国 生産者物価指数(PPI)
  • 29:00 パウエル議長 発言

【ブル派トレードプラン】

  • 11/8押し目買いを156.5円を目安にフォロー
  • 155円を試せば押し目買いロング

【ベア派トレードプラン】

  • 11/8安値上昇波の押し戻しをショート

東京時間、前日安値押し目買いが継続し156円に到達。欧州・NY時間、高値圏での持ち合いとみてノートレード。

金曜(11/15)
  • パウエル議長の発言を材料に156.5円手前まで上昇
  • 7月高値下降波の76.4%付近に到達

【経済指標】

  • 22:30 米国 小売売上高

【ブル派トレードプラン】

  • 11/8押し目買いを157円目安にフォロー
  • 下値を試し1h足トレンドラインでサポートされれば押し目買いロング

【ベア派トレードプラン】

  • 4h足SMA21を目安に週足上髭形成狙いのショート

東京時間、156.5円の値動きを観察。欧州時間、三尊天井から4hSMA21までの下落は根拠が持てずノートレード。NY時間、前日安値+4h足SMA21での押し目崩れショートは155円や先週高値のレジスタンスラインまでの値幅が狭く、且つ損切幅が大きいため見送り、その後は10月高値まで下落。

振り返り

11/8押し目買いの上昇トレンド(月曜~金曜)

11/8押し目買いが10月高値や先週高値、キリ番155円といったレジスタンスラインをブレイクし約450pipsの上昇トレンドを形成。

Good Point👍】

  • 水曜NY時間の155円ブレイクで値動きに釣られずロングを意識的に見送れた。

【Bad Point❌】

  • 上昇が続く中でレジスタンスラインに到達すると逆張りショートを意識してしまう。

【反省🐒】

  • 想定外の値動きが起きると動揺してしまい分析が甘くなってしまう。今週では155円を上値抵抗帯と考えていたため水曜にブレイクした時に思考が停止してしまった。
  • チャートパターンにとらわれ過ぎず、売りと買いの圧力を観察して判断しなければならない。
上昇トレンドの利確売り(金曜)

156.5円から10月高値へ急落。

Good Point👍】

  • 欧州時間、形(三尊天井)だけの根拠のないエントリーを見送れた。
  • NY時間、値動きに釣られず自分ルールを遵守できた。

【Bad Point❌】

  • 250pipの下落だっただけに悔しさが残ってしまった。

【反省🐒】

  • 見送ったトレードで大きく値が動くと後悔してしまう。自分ルールにあてはめて見送ったのならば納得できるようにもっと練習が必要かと思う。
一週間を振り返って

トレンドフォローはトレードの基本ですが、必ずしも頭から尻尾まで獲れるわけではありません。その半分も獲れない時だってあります。
トレードを極めれば頭から尻尾まで獲れるようになるのかと考えたことがありますが、おそらくトレードを極めると素人が思い描くようないつでもどんな時でも端から端まで獲る神がかったスタイルではなく、取捨選択を明確にし極めてシンプルで合理的なスタイルなのではないかと思います。少なからず、現在のわたしのように目先の値動きに一喜一憂することはないでしょう。

今週は強いモメンタムでレジスタンスラインを次々に突破しましたが、156.5円まで獲れなかったことを悔やむ必要はないと考えています。自分ルールを遵守した結果であれば納得すべきですね。
トレードを極めるということは自分ルールを昇華していく行為だと思います。
そして、その行為は必ずしもチャンスを増やすものではなく、逆にチャンスと思えるものも見送ることになる行為かもしれません。

【今週の一言】
頭と尻尾はくれてやれ

4時間足

  • 140円上昇トレンドが継続
  • 7月高値下降波の76.4%に到達
  • 11/8安値上昇波の利確売りで10月高値へ急落
ファンダメンタルズ
  • 特になし
ブル派の注目
  • 140円上昇トレンドの継続
  • 200日SMA+日足SMA21のサポート
  • 4h足チャネル下限のサポート
ベア派の注目
  • 10月陽線終値が152円にレジスタンス
  • 先週陽線が155円下でクローズ
ブル派目線
  • 11/12安値~10月高値を押し目候補として2週前安値上昇波の押し目買いロング
ベア派目線
  • 上値試しから2週前安値上昇波押し目候補との値幅を確保したうえで先週高値下降波の戻り売りショート

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