週刊学習の第5回。（2024.09.30～2024.10.04）
今週のドル円相場を振り返り、気付きを得て成長を図るコーナーです。
ドル円の見通し
週足
- 2023年安値上昇波の61.8％に到達
日足
- 7月高値下降波 VS 2023年12月押し安値（140円）サポート
- 140円へ2度目の試し中
4時間足
- 4週前高値下降波戻り売り VS 2週前安値上昇波押し目買い
- 4週前高値を試し強反発、先週足は上髭の長い陰線
ファンダメンタルズ
- 米国 利下げ開始
- 自民党総裁選（石破ショック）を受け円が急伸
- 米国指標 雇用統計
ブル派の注目
- 2023年安値上昇波の61.8％押し目候補
- 2023年12月押し安値（140円）のサポート
ベア派の注目
- 7月高値下降トレンド
- 2週前安値上昇波ラス押し安値をブレイク
トレードプラン
ブル派プラン
- 140円サポートを背景に2週前安値（140円）から安値切上げで4週前高値へロング
ベア派プラン
- 7月高値下降トレンドを背景に先週金曜下降波をフォロー
今週の値動き
1時間足
月曜：8月安値サポートされ石破ショック急落波の調整で上昇
火曜：売り買いの攻防で持ち合い
水曜：戻り目を崩して上昇
木曜：9月高値下で持ち合い
金曜：雇用統計で急騰
日々のトレード
15分足
月曜(9/30)
- 4週前高値下降波戻り売り VS 2週前安値上昇波押し目買い
- 石破ショックで300pips暴落
【経済指標】
- 深夜2:45 パウエル議長 講演
【ブル派トレードプラン】
- 金曜下降波の引き戻し調整をロング
【ベア派トレードプラン】
- 金曜下降波を戻り売りショート
東京時間、金曜下降波の戻り売りを様子見。欧州時間、8月安値の反発を確認。NY時間、逆三尊を想定し先週安値への試しを待ったが上昇を継続したためノートレード。
火曜(10/1)
- 9月足は140円に反発され長い下髭
- 4週前高値下降波戻り売り VS 2週前安値上昇波押し目買い
- 8月安値で反発し金曜下降波を半値戻した
【経済指標】
- 23:00 米国 ISM製造業景況指数
【ブル派トレードプラン】
- 前日陽線を押し目買いロング
【ベア派トレードプラン】
- 上げ止まり待ち
終日、押し目待ちでノートレード。
水曜(10/2)
- 金曜高値下降波戻り売り VS 月曜安値上昇波押し目買い
- 前日はピンバー
【経済指標】
- 21:15 米国 ADP雇用統計
【ブル派トレードプラン】
- 前日高値の戻り目を崩せばロング
【ベア派トレードプラン】
- 前日高値に戻り目形成で８月安値へショート
東京･欧州時間、前日高値への上値試し待ち。NY時間、前日高値ブレイク後のクラスター抜けは席を外していてトレードできず。（機会損失）
木曜(10/3）
- 金曜高値下降波の戻り目が崩れて先週高値まで上昇
- 300pipsの大陽線
- 4h足チャネルラインを調整
- 9月高値レジスタンス VS 9月安値上昇波
【経済指標】
- 23:00 米国 ISM非製造業景況指数
【ブル派トレードプラン】
- 前日大陽線を押し目買いロング
【ベア派トレードプラン】
- 8月高値＋4hチャネル上限のレジスタンスでショート検討
終日、月高値＋4hチャネル上限と先週高値の間で持ち合いとなりノートレード。
金曜(10/4)
- 7月高値下降トレンドのラス戻り高値である9月高値でレジスタンス
- 9月高値レジスタンス VS 9月安値上昇波
- ADP雇用統計は強い結果
【経済指標】
- 21:30 米国 雇用統計
【ブル派トレードプラン】
- 下値を試せば押し目買いロング
- 9月高値をブレイクすればロング
【ベア派トレードプラン】
- 9月高値＋4h足チャネル上限のレジスタンスで火曜安値上昇波の押し戻し調整を4h足SMA21目安にショート
東京時間、切上げライン抜けでショート、3本目4h足ピンバー確定で撤退。NY時間、雇用統計の強い結果を受けて5分足で押し目買いロング、200pips急騰した後のトレードのため上値が重くなり始めたところで撤退。
振り返り
月曜安値発上昇トレンド（月曜～金曜）
石破ショック急落波の引き戻し調整後に戻り目を崩して上昇。雇用統計で9月高値をブレイクし急騰。
【Good Point👍】
- 火曜と水曜に売り買いの決着を待てた。
【Bad Point❌】
- 月曜の8月安値サポートでトレードできなかった。
- 水曜の戻り目崩しの判断が火曜高値をブレイクしてからでは遅い。
【反省🐒】
- 三尊（逆三尊）のヘッドで入る検証が必要。
- 戻り目（押し目）崩れの判断力向上が必要。
一週間を振り返って
今週は水曜の大陽線がトレードポイントだったが売り買いの攻防の決着が見極めれずトレードできなかった。少しずつ売り買いの攻防が起きるポイントを見極められるようになってきたことで損失が減ってきたので、売り買いの決着の見極めについても克服していきたい。
会社員時代に「得意なことを伸ばせ」と上司から言われることがありました。当時はそう思って自分の苦手なことは避けるようにしていましたが、現在は「弱点にこそ伸び代があり大きく成長できる」と考えています。得意なことを磨いて研ぎ澄ませることで最強の武器となるのもわかりますが、ロスをなくすためには『弱点解析』は欠かせません。
トレードにおいてわたしは底値圏や高値圏などの売り買いの転換点で損失を重ねてトレンド相場での利益を打ち消してしまっていました。要はレンジ相場が弱点でした。
であればレンジ相場に手を出さず待てばいいのですが、今現在レンジの中に在ることすらわからず損失を重ねた後に気づく始末。レンジになってから気づくのでは遅いと考え、レンジの入り口となるポイントを見極められるよう訓練しました。
その結果、少しずつではありますがレンジの中で損失を重ねることがなくなってきました。
トレードは、勝つ方法を追求するよりもムダな損失をなくすことを追求するほうが資金が残ることを実感できました。勝つ方法を追求するのはその後の話です。
【今週の一言】
弱点にこそ伸び代あり
ドル円 来週の展望
4時間足
- 米国労働市場の強い指標結果を受け9月高値をブレイク
- 150円レジスタンス VS 140円サポート
- 150円付近を高値圏とみる
ファンダメンタルズ
- 米国経済のソフトランディング期待
- 米国 消費者物価指数（PCE）に注目
ブル派の注目
- 2023年安値上昇波の61.8％140円のサポート
- 日足SMA21のレジサポ転換
ベア派の注目
- 100･200日SMAのレジスタンス
- 150円レジスタンス
ブル派目線
- 先週大陽線を150円へフォロー
- 150円をブレイクすればロング
ベア派目線
- 150円レジスタンスを背景、150円付近で持ち合えばレンジ内張りショート
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