週刊学習の第21回。(2025.02.03~2025.02.07)
今週のドル円相場を振り返り、気付きを得て成長を図るコーナーです。
ドル円 今週の見通し
週足

- 140円押し目買いが2024高値を試し中
日足

- 150円押し目買いが高値を更新
- 150円上昇波を50%りとれーづ
4時間足

- 155円ボックスレンジを崩して154円へ下落
- 12月安値上昇波の50%押し目候補154円にWボトム
ファンダメンタルズ
- 米国 雇用統計
ブル派の注目
- 154円Wボトム
- 200日MAのサポート
ベア派の注目
- 日足SMA21の上押さえ
- 1月高値下降トレンド
トレードプラン
ブル派プラン
- 12月安値上昇波の押し目買いが背景、154円Wボトムを根拠に
- 金曜安値上昇波をフォロー
- 上昇3波をロング
ベア派プラン
- 1月高値下降トレンドを根拠に156円から高値切下げでショート
- 上昇3波の失敗でショート
今週の値動き
1時間足

1月高値下降トレンドが継続し、12月安値上昇波の50%押し目候補である1月安値を崩して151円まで下落。12月安値でサポートとして機能した100日MAも抜いて76.4%リトレースする結果となりました。
ここまでの下落は想定外で、ファンダメンタルズ要因に寄るところが大きいように感じます。
トレードとしては、1月安値を割って以降にポジションを持った場合、100日・200日MAや152円といった支持帯と成り得るものが密集しているため短期決済が必須です。目立った調整もなく154円まで下落したことは、あくまでも結果論です。
日々のトレード
15分足

月曜(2/3)
- 先週安値Wボトム2番底から上昇
- 短期上昇トレンドが発生
【経済指標】
- 24:00 米国 ISM製造業景況指数
【ブル派トレードプラン】
- 金曜安値上昇波を156円へフォロー
【ベア派トレードプラン】
- 上げ止まりを待ってショート検討
東京時間、15分足下髭ピンバー形成でロング、156円を前に揉み合い始めたため1本目の4h足クローズで決済。欧州・NY時間、154円まで下落したが想定外のためノートレード。
火曜(2/4)
- Wボトムネックライン到達前に154円へ急落
- Wボトム2番底上昇波をほぼ全戻し
【経済指標】
- 特になし
【ブル派トレードプラン】
- 前日高値下降波の戻り目を崩せばロング
【ベア派トレードプラン】
- 前日高値下降波を戻り売りショート
東京・欧州時間、4h足下降チャネル上限に戻り目形成待ち。NY時間、4本目の4hコマ足安値割れでショート、翌日の東京時間、7週前安値で半分決済、翌々日の東京時間、152円到達で決済。
水曜(2/5)
- 月曜高値から高値を切下げて下落
- 日足・4h・1h足MAが売りのパーフェクトオーダ
【経済指標】
- 22:15 米国 ADP雇用統計
- 24:00 米国 非製造業景況指数
【ブル派トレードプラン】
- 月曜安値から安値切上げでロング
【ベア派トレードプラン】
- 前日下降波をフォロー
- 上値を試せば戻り売りシショート
東京時間、前日安値割れでのショートは先週安値まで値幅がなく見送り。欧州・NY時間、火曜高値下降トレンドを様子見でノートレード。
木曜(2/6)
- 先週安値を割って250pipsの下落
- 155円にWトップ完成
- 12月安値上昇波を61.8%リトレース
- 100・200日MAゾーンに到達
- 積極的なショートは安値を掴むリスクあり
【経済指標】
- 特になし
【ブル派トレードプラン】
- 火曜高値下降波の引き戻しをロング
- 下降3波の失敗でロング
【ベア派トレードプラン】
- 火曜高値下降トレンドをフォロー
- 上値を試せば下降3波戻り売りショート
終日、152円での値動きを様子見してノートレード。NY時間に152円を割って下落。
金曜(2/7)
- 100・200日MAゾーンを抜け下落
- 12月安値上昇波を76.4%リトレース
- 日足上昇チャネル上限に到達
【経済指標】
- 22:30 米国 雇用統計
【ブル派トレードプラン】
- 前日高値下降波の引き戻しをロング
【ベア派トレードプラン】
- 火曜高値下降トレンドをフォロー
東京時間、151円+日足チャネル下限の反発を確認できたがタイミングが取れずロングは見送り。欧州時間、100日MAまで上昇。NY時間、雇用統計をキッカケに上下動、戻り売りを考えたがチャネル下限や前日安値などのサポート帯まで値幅がなく見送り。
ユーロドル 今週の見通し
週足

- 2023高値にWトップが完成
- 2022安値を試す流れ
- 2022安値上昇波61.8%押し目候補2022年9月高値に到達
日足

- 2024高値下降波の調整で1.05まで上昇
- 1月は同時線となり2024安値下の値動きにダマしの疑い
4時間足

- 先週高値に三尊天井が完成
- 先週高値 VS 日足SMA21+2024安値のサポート
- 2024安値を左肩、1月安値をトップとした逆三尊の可能性
ファンダメンタルズ
- 米国 雇用統計
ブル派の注目
- 日足SMA21+2024安値のサポート
- 1月同時線終値が2024安値でサポート
ベア派の注目
- 大局は下降相場
- 先週高値の三尊天井
トレードプラン
週明け、100pipの窓を開けたためトレードプランの見直しを実施
ブル派プラン
- 先週安値へ窓埋めロング
- 1月安値に2番底形成でロング
ベア派プラン
- 先週安値への窓埋め後に戻り売りショート
- 1月安値2番底を崩せばショート
今週の値動き
1時間足

米国のカナダとメキシコに対する関税賦課により週明けは100pipsの窓を開けてスタート。
その後の交渉で関税賦課は先送りすることとなり、ユーロが買い戻され窓埋めが完了。
週明けに2024安値を大きく下回ったことで下目線でショートしようとするのは早計です。なぜならば、1月が同時線であり、且つ終値は2024安値の上であることから底堅さが伺えるからです。そして、1月安値は2022安値上昇波の61.8%押し目候補であるためです。
イレギュラーが起きた時には、しばらく様子をみるくらいのゆとりが必要と思います。
1月安値にWボトムを付ける格好となり、窓を埋めて下値を試す想定でしたが、そのまま上昇してしまいました。結局は上値が重い展開となり、来週に下値試しが発生するか注目です。
日々のトレード
15分足

月曜(2/3)
- 先週高値に三尊天井を完成
- 100pips窓を開けて週スタート
【経済指標】
- 24:00 米国 ISM製造業景況指数
【ブル派トレードプラン】
- 窓埋めを狙って先週高値へロング
【ベア派トレードプラン】
- 下値追いはせず、窓を埋めればショート検討
東京・欧州時間、1.02付近での値動きを観察。NY時間、日中のWボトムへのプルバックから1.025の反発でロング、2024安値の反発し1.03で半分決済、翌日の東京時間に先週高値到達で決済。
火曜(2/4)
- 100pipsの窓埋めが完了
- 日足+4h足SMA21でレジスタンス
【経済指標】
- 特になし
【ブル派トレードプラン】
- 下値を試せば先週安値へ押し目買いロング
- 先週安値を抜ければロング
【ベア派トレードプラン】
- 先週安値に戻り目形成で2番底へショート
東京時間、押し目待ち。欧州時間、V字底で上昇したためノートレード。NY時間、先週安値を上抜けたがタイミングがとれずノートレード。
水曜(2/5)
- 先週安値の戻り目を崩し上昇
- 月曜安値上昇トレンドが継続
【経済指標】
- 22:15 米国 ADP雇用統計
- 24:00 米国 ISM非製造業景況指数
【ブル派トレードプラン】
- 上昇トレンドをフォロー
【ベア派トレードプラン】
- 2023安値を試せばショート検討
東京時間、前日高値での値動きを観察。欧州時間、前日高値抜けでロング、ミニWトップネック抜け4本目の4h足クローズで決済。NY時間、2023安値下の値動きを様子見してノートレード。
木曜(2/6)
- 月曜安値上昇トレンドが継続
- 2023安値を前に上値の重い展開
【経済指標】
- 特になし
【ブル派トレードプラン】
- 上昇トレンドをフォロー
【ベア派トレードプラン】
- 2023安値を試せばショート検討
東京時間、1本目の4h足安値割れでショート、欧州時間、4本目の4h足ピンバークローズで決済。NY時間、4h足SMA21と1h足SMA21に挟まれたためノートレード。
金曜(2/7)
- 先週安値まで下落
- 値動きの方向性が読みづらい
- 日足SMA21のロールリバーサルに注目
【経済指標】
- 22:30 米国 雇用統計
【ブル派トレードプラン】
- 日足SMA21を試せば月曜安値上昇波を押し目買いロング
【ベア派トレードプラン】
- 先週安値の押し目を崩せばショート
東京・欧州時間、前日安値から安値切上げを確認。NY時間、1.04にWトップ(≒2番天井、水曜高値が1番天井)完成、先週安値抜けを狙ったショートを考えたが日足MA+先週安値まで値幅がなく見送り。
振り返り
今週のドル円は、約500pipsの大陰線となりました。
この下落で大きく利益を得るには、火曜高値でショートしていなければ難しいと考えます。
1月安値のレンジブレイクなのでブレイク後のプルバックを待ってショートするのが常道ですが、上位足の買い注文の決済が集中すると目立った引き戻しもなく下落してしまうため、プルバックは必ず起きるとは限らないからです。火曜安値から上値を試さず下落したことでも勢いの強さがみられます。
そして、153円を割って以降は長期MAが混在し節目の152円もあるため、ポジションを持ってホールドするには適切とは言えませんし、含み損を何度も繰り返し抱えるリスクを許容する前提でトレードしたとしても151円まで下落したのは結果論に過ぎません。
火曜高値でのショートを裏付けるそれまでの値動きをテクニカル的な観点で振り返ってみましょう。
相場背景
4時間足

12月安値上昇波の押し目を探る値動きの中、155円を割ったことで1月高値から2週前高値への高値切下げが確定したと同時に、安値を切下げて1月高値下降トレンドが継続。一方ブル派は、12月安値上昇波の50%押し目候補1月安値にWボトムを付けて押し目買いの準備が整い始めました。
1月安値ボックスレンジ
1時間足

2番底から上昇開始しましたが、ネックラインを上抜けるどころか届きもせず月曜に下落。1月安値にボックスレンジを形成し始めました。
しかしながら安値は、1番底から2番底へ、2番底から月曜安値へと断続的に切り上げています。
この月曜終了時点でのブルとベアそれぞれの思惑は、
- ブル:Wボトムを根拠に、上昇3波でネックラインへの試しを狙う(≒下降トレンド崩し)
- ベア:高値切下げを根拠に、月曜高値下降波の戻り売りを狙う(≒上昇3波失敗でWボトム崩し)
この2つの思惑が交錯し、翌日火曜は揉み合いになることが想定され、この揉み合いの結果次第では方向感がない現在の状況が打破される可能性が見込まれます。
ブルベアの攻防
15分足

注目の火曜です。
月曜安値から上昇しましたが、この上昇は、ブルの視点では上昇3波のスタート、ベアの視点では月曜高値下降波の調整という位置づけになります。
月曜安値から上昇して155.5円付近で上値の重い展開となり高値①を付けました。この上値の重い展開の中、155円を強襲する1本の大陰線が出現。この大陰線はブル派が意図したものかベア派がいとしたものかは置いておきます。この大陰線の出現によるブルとベアの思惑は、
- ブル派:安値②がダマしの安値となれば下落を期待したショートポジションの手仕舞いを燃料に上昇を期待
- ベア派:155円より上で買っているロングポジションの手仕舞いを燃料に下落を期待
両者の思惑は、ブル派に軍配が上がり安値②はダマしの安値となり155円がレジサポ転換し上昇。しかし、高値①で上値が重くなり一時的に抜けて高値③を付けたものの買いのフォローはなく高値①で膠着状態。
結果的に、高値①③を天井、安値②をネックラインとするWトップを形成し、月曜高値下降波の戻り売りのセットアップが整い始めました。
ネックラインである安値②を下回れば月曜高値から高値切下げが確定しつつ、戻り目が完成するわけですが、エントリータイミングとしては遅いです。2番天井ネックライン割れで入るか、せめて155円割れです。事実、155円割れで大陰線が発生していることからも155円は強く意識されていたことがわかります。
まとめ
1月安値Wボトムを月・火高値Wトップが掌返しでレンジをブレイクする形となりました。
レンジ内張りトレードの延長と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、レンジ内張りでも相対する側の弱さや諦めを見極めなければ勝てません。
今週は、安値②からの上昇が高値①に阻まれたことで買いの弱さが確認でき、155円を割ったことで買いの諦めが表面化しました。
仮に、火曜高値からの下落が1月安値、もしくは月曜安値で反発されたとしても、充分に逃げる余地があり優位性の高いトレードと考えられます。
私は株式投資については全くの無知ですが、以前に株式投資をしている知人から『ネットやニュースなどで誰でも簡単に手に入るような情報では遅い。』と聞いたことがあります。世間一般に注目されてからではトレンドは終息しているか、それに近い状況だそうです。要は、上がっているから買う、下がっているから売るでは遅いということだと思います。
FXにおいては、弱さや諦めを見極めることにテクニックを要するのかもしれません。
ドル円 来週の展望
4時間足

- 先週は500pipsの大陰線
- 12月安値上昇波を76.4%リトレース
- 日足上昇チャネル下限に到達
- 1月高値下降トレンド VS 12月安値上昇波押し目サポート帯
ファンダメンタルズ
- 米国の政情不安で円買い進行
- パウエル議長 発言
- 米国 消費者物価指数・小売売上高
ブル派の注目
- 日足上昇チャネル・4h足下降チャネルの下限サポート
- 長期MAのサポート帯
ベア派の注目
- 1月高値下降トレンド
- 先週大陰線
- 日足MAの押さえ
ブル派目線
- 12月安値上昇波の押し目買いが背景
- 先週大陰線の引き戻しをロング
- 先週安値2番底からロング
- 円買い進行が継続すれば下げ止まりを待ってロング検討
ベア派目線
- 1月高値下降トレンドが背景、先週大陰線をフォロー・戻り売りショート
ユーロドル 来週の展望
4時間足

- 1月安値にWボトム
- 上値を試し2023安値でレジスタンス
- 先週陽線コマ足終値は2024安値でレジスタンス
ファンダメンタルズ
- 米国 消費者物価指数・小売売上高
ブル派の注目
- 1月同時線
- 1月安値Wボトム
ベア派の注目
- 2023安値の反発
- 先週コマ足実体が2024安値でレジスタンス
ブル派目線
- 1月安値Wボトムが背景
- 先週安値上昇波を押し目買いロング
- 1月安値を試せばロング検討
ベア派目線
- 2024高値下降波が背景
- 先週高値下降波をフォロー
- 先週安値2番底を崩せばショート
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