週刊学習の第20回。(2025.01.27~2025.01.31)
今週のドル円相場を振り返り、気付きを得て成長を図るコーナーです。
ドル円 今週の見通し
週足

- 140円押し目買いが2024高値を試し中
日足

- 2024高安のハラミ
- 150円上昇波の押し目を155円に形成中
4時間足

- 155円と日足SMA21に挟まれボックスレンジ形成
- 12月高値三尊天井 VS 155円トリプルボトム
ファンダメンタルズ
- FOMC
- 米国 GDP・PCEデフレータ
- 月末リバランス
ブル派の注目
- 12月安値上昇波の38.2%押し目候補(≒155円)
- トリプルボトム
ベア派の注目
- 12月高値三尊天井
- 日足SMA21の上押さえ
トレードプラン
ブル派プラン
- 12月安値上昇波の押し目買いが背景、155円ボックスの上離れを12月高値へロング
ベア派プラン
- 12月高値三尊天井が背景、155円ボックスの下離れを6週前安値へショート
今週の値動き
1時間足

DeepSeekショックと呼ばれるファンダメンタルズ要因で月曜に急落し、先週のボックスレンジをブレイクしました。
しかし、翌日にほぼ全戻ししたことでこのブレイクはダマしではないかと疑われます。
この疑いを疑いのまま積極的なトレードはせず、しばらく様子をみれたかどうかが今週のポイントだと考えます。
月火の急落・急騰は魅力的な値動きですが、そこでトレードできたかどうかよりもそれを踏まえて水曜以降でどうシナリオを描けたかが重要です。
日々のトレード
15分足

月曜(1/27)
- BOJで行って来いの値動き
- 上値は重く、底も堅い
- 先週高安のハラミ
- 金曜安値に逆三尊イメージ
【経済指標】
- 特になし
【ブル派トレードプラン】
- 金曜安値上昇波を押し目買いロング
【ベア派トレードプラン】
- 金曜安値上昇波の押し目崩れでショート
東京時間、155.5円付近での値動きを観察。欧州時間、1h・15分足SMA21の反発で逆三尊右肩を崩し急落、先週安値を3本目の4h足が下抜けたのを確認し、4本目の4h足が3本目の4h足安値を抜けたところでショート、波の途中乗りのためキリ番154円で半分決済、154円の反発で撤退。
火曜(1/28)
- 中国の新興企業DeepSeekが開発した低コストAIモデルを発表、米国のAIへの巨額投資が疑問視されリスクオフの円買い(DeepSeekショック)
- 155円ボックスレンジをブレイク
- 250pipsの大陰線
- 日足・4h・1h足SMA21が売りのパーフェクトオーダ
【経済指標】
- 特になし
【ブル派トレードプラン】
- 先週安値ブレイクのダマし狙い、下降3波戻り売りの失敗でロング
【ベア派トレードプラン】
- 前日大陰線を戻り売りショート
東京時間、電車道で上昇したためノートレード。欧州・NY時間、方向感が掴めないためノートレード。
水曜(1/29)
- 月曜の急落をほぼ全戻し
- 高値を切下げ始めている模様
【経済指標】
- 28:00 FOMC
【ブル派トレードプラン】
- 先週安値を試しサポートされればロング検討
【ベア派トレードプラン】
- 前日高値に戻り目形成でショート
東京時間、155.5円割れでショート、155円で反発され建値撤退。欧州・NY時間、4h・1h足SMA21と155円に挟まれた値動きを観察しノートレード。
木曜(1/30)
- 155円にサポートされつつ断続的に高値切下げ
- FOMCは市場予想通り金利据え置きで無風
- 日足・4h・1h足SMA21が売りのパーフェクトオーダ
【経済指標】
- 15:10 氷見野日銀副総裁 講演
- 22:30 米国 GDP
【ブル派トレードプラン】
- 日足SMA21との乖離をロング
【ベア派トレードプラン】
- 155円のサポート崩れでショート
東京時間、155円割れでショート、NY時間、キリ番154円で決済。
金曜(1/31)
- レンジ下限155円を割って下落
- 12月安値上昇波の50%リトレース地点で下げ止まり
- 日足・4h・1h足SMA21が売りのパーフェクトオーダ
【経済指標】
- 22:30 米国 PCEデフレータ
【ブル派トレードプラン】
- 月曜安値2番底からロング
【ベア派トレードプラン】
- 2番底を崩せばショート
東京時間、1h足SMA21のレジサポ転換でロング、先週安値の反発で半分決済、欧州時間に155円+4h足SMA21到達で決済。NY時間、深夜に米国関税報道で155円をブレイクした模様。
ユーロドル 今週の見通し
週足

- 2023高値Wトップが完成
- 2022安値を試し中
- 2022安値上昇波の61.8%押し目候補(2022.9月高値)に到達
日足

- 2024安値を2023高値下降トレンドがブレイク
- 2022.9月高値で反発し1.05まで上昇
4時間足

- 12月高値下降波の引き戻しで1.05まで上昇
- 先週は250pipsの大陽線
- 2023安値を上抜けたため12月高値下降トレンドはクローズ
ファンダメンタルズ
- FOMC
- ECB
- 米国 GDP・PCEデフレータ
- 月末リバランス
ブル派の注目
- 1月暫定安値上昇トレンド
- 日足・4h・1h足SMA21が買いのパーフェクトオーダ
ベア派の注目
- 大局は下降相場
- 12月高値下降波戻り売り
トレードプラン
ブル派プラン
- 高値掴みに注意、先週大陰線の押し戻しを待ってロング検討
ベア派プラン
- 先週大陰線の押し戻しをショート
- 先週高値に2番天井形成でショート検討
今週の値動き
1時間足

1月安値から上昇トレンドが発生しているためトレンドフォローが定石ですが、対局は下降相場。2024高値下降波の38.2%戻り売りゾーンに位置し、積極的な買いトレードは高値掴みのリスクがあります。
今週は天井圏の値動きを想定し、高値掴みを回避しつつ、ネックライン付近での方向感のない局面で無暗に手を出さないところがポイントと考えます。
ちなみに私は今週ノートレードでした。
日々のトレード
15分足

月曜(1/27)
- 2023安値を上抜け高値を更新
- 金曜終値はキリ番1.05でレジスタンス
【経済指標】
- 特になし
【ブル派トレードプラン】
- 高値掴みに注意、木曜安値上昇波を押し目買いロング(押し目候補:2023安値)
【ベア派トレードプラン】
- 先週高値に2番天井形成でショート検討
東京時間、押し目待ち。欧州時間、押し目買いが入り先週高値へ上昇したがタイミングが取れずノートレード。NY時間、先週高値からショートを狙ったがタイミングが取れずノートレード。
火曜(1/28)
- 木曜安値上昇波の押し目買いが先週安値にレジスタンスされ反落
- DeepSeekショックは限定的
【経済指標】
- 特になし
【ブル派トレードプラン】
- 先週高値を抜ければロング検討
- 深く押し戻されればロング検討
【ベア派トレードプラン】
- 先週高値を試せばショート検討
東京時間、米国の関税関連報道で急落、2023安値を割った。欧州・NY時間、2023安値下での値動きを観察しノートレード。
水曜(1/29)
- 先週木曜安値上昇波の押し戻しで先週金曜安値(強者の安値)へ下落
- 2023安値と4h足SMA21割れ
【経済指標】
- 28:00 FOMC
【ブル派トレードプラン】
- 2023安値が直上にあるため、更に深く押してからロング検討
【ベア派トレードプラン】
- 前日高値下降波を戻り売りショート
東京時間、横ばいの値動きを様子見。欧州時間、2023安値を試して下落したがタイミングが取れずノートレード。NY時間、FOMC待ちでノートレード。
木曜(1/30)
- 先週木曜安値まで下落
- FOMCは市場予想通り金利据え置きで無風
- 先週高値に三尊をイメージ
【経済指標】
- 22:15 ECB
- 22:30 米国 GDP
【ブル派トレードプラン】
- 日足SMA21を試せばロング検討
【ベア派トレードプラン】
- 2023安値を試せばショート検討
東京・欧州時間、ECB待ちでノートレード。NY時間、2023安値まで急騰を確認しショートを狙ったがタイミングが取れずノートレード。
金曜(1/31)
- 先週木曜安値上昇波の押し目買いで上昇
- 2023安値にレジスタンスされ全戻し
【経済指標】
- 22:30 米国 PCEデフレータ
【ブル派トレードプラン】
- 日足SMA21を試せばロング検討
【ベア派トレードプラン】
- 前日高値を試し高値切下げでショート
終日、日足SMA21と4hSMA21に挟まれた値動きを観察しノートレード。
振り返り
今週のドル円は、先週にできたボックスレンジを崩し大きく上下動しました。
月曜にボックスレンジをブレイクしたことで売り手に優位性があるように思えましたが、結果的には買い手の強さがしっかりと現れた相場となりました。
では、今週のドル円相場をテクニカル的に振り返ってみたいと思います。
序章:先週、ボックスレンジ
4時間足

『12月安値上昇波の押し目買い』と『1月高値下降波の戻り売り』が12月高値上昇波の38.2%押し目候補155円でぶつかり、圧力が拮抗してボックスレンジを形成しました。
大局は上昇相場であり、1月高値下降波は12月安値上昇波の調整下落と位置付けられます。しかしながら、この155円で必ずしも押し目買いが入るとは限りません。
第一章:レンジブレイク、V字回復
1時間足

月曜に、先週金曜安値の逆三尊右肩を崩して急落。ボックスレンジをブレイクし約250pips下落しました。
明けて火曜、この下落を受けて狙うのは戻り売りが定石となります。有力な戻り目候補としては先週安値もしくは155円ですが、それら節目での抵抗もなく電車道で上昇してほぼ全戻ししました。
このV字回復で、買いの強さが示唆されるとともにレンジブレイクにダマしの疑いが浮上。ただし、急落の起点となった月曜高値は上抜かれておらず、レンジブレイクが完全否定されたことにはなりません。
第二章:売り買いの攻防、Mmトップ
15分足

急落をV字回復したことで『レンジブレイクをダマしとみて買おうとする買い手』と『戻り売りを狙う売り手』で攻防が生じることが想定されます。結果的にはMmトップ(WトップとミニWトップの並列)を形成し、断続的に高値を切下げました。
私は水曜の東京時間にショートしてあえなく建値撤退していますが、この値動きで155円が売り手の防衛ラインと認識することができました。
第三章:下値を試し、2番底形成
Mmトップで圧力がビルドアップされ、155円を割ったことで圧力が解放し月曜安値を試す値動きになりました。この下落は安値を更新して大きく狙えるものではありません。もちろん相場に絶対はありませんが、月曜の安値の意味合いと火曜のV字回復の意味合いを考えれば自ずとその理由はわかります。
大局は上昇相場、月曜安値は12月安値上昇波の50%押し目候補であり、火曜のV字回復は買いの強さを示唆しているからです。
よって木曜の下落は、日足レベルの押し目を付けにいく動きであると結論付けられます。
その証拠に2番底(1h足Wボトム)を形成して1h足上昇トレンドが発生しています。
終章:日足押し目買い
12月安値上昇波の50%押し目候補154円にWボトムを付けました。エピローグである押し目買いの成否は来週以降の楽しみとしましょう。
まとめ
相場に翻弄され迷子にならないためにも上位足を上手に活用する必要があり、相場において上位足はコンパスのような役割を果たします。
たとえ自身がフォーカスしているトレンドがあったとしても上位足を把握し、現在レートの現在地を常に認識していなければなりません。負けが続いてから天底だったと気づいても遅いです。そして、次のトレンドが発生した時に乗り遅れることにもつながります。
相場の8割はレンジとも言われますが換言すれば、トレンドの天底を想定できなければ実行するトレードの8割は負けてしまうのかもしれません。
ドル円 来週の展望
4時間足

- 155円ボックスレンジをブレイク
- 12月安値上昇波の50%押し目候補154円に到達
- 154円にWボトムを形成中
- 1月は陰線駒足
ファンダメンタルズ
- 米国 雇用統計
ブル派の注目
- 154円Wボトム
- 200・100日SMAのサポート
ベア派の注目
- 日足MAの押さえ
- 1月高値下降トレンド
ブル派目線
- Wボトムを根拠に金曜安値上昇波をフォロー
ベア派目線
- 1月高値下降トレンドをフォロー
- 上昇3波の失敗でショート
ユーロドル 来週の展望
4時間足

- 2024高値下降波38.2%戻り売りゾーンで三尊天井が完成
- 1月安値上昇波を50%リトレース
- 1月同時線終値は2024安値でサポート
- 2024安値ブレイクにダマしの疑い
ファンダメンタルズ
- 米国 雇用統計
ブル派の注目
- 日足SMA21のレジサポ転換
- 1月が同時線
ベア派の注目
- 大局は下降相場
- 先週高値の三尊天井
ブル派目線
- 1月安値上昇波を先週高値へ押し目買いロング
ベア派目線
- 先週高値下降波をフォロー
- 先週高値まで買われればショート検討
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