週刊学習の第17回。(2025.01.06~2025.01.10)
今週のドル円相場を振り返り、気付きを得て成長を図るコーナーです。
ドル円 今週の見通し
週足

- 2022/2023高値を2024陽線終値でブレイク
- 160円を試しに上昇中
日足

- 2024高安のハラミ
- 12月安値押し目買いが高値(11月高値)を更新
- 12月大陽線が152円を実体でブレイク
4時間足

- 前回高値(11月高値)をブレイク
- 156~158円で持ち合い
- 160円を前に上値の重い展開
ファンダメンタルズ
- FOMCは暫く利下げは見送る見通し(タカ派寄り)
- 日銀は利上げに対し慎重姿勢(ハト派寄り)
- 日米金利差は縮まらず円売りドル買い傾向
- 米国 雇用統計
ブル派の注目
- 12月安値上昇トレンドが11月高値をブレイク
- 12月陽線が152円を実体でブレイク
ベア派の注目
- 日足上昇チャネルミドルのレジスタンス
- 160円のレジスタンス
トレードプラン
ブル派プラン
- 2024安値上昇波の12月安値押し目買いが背景、11月高値ブレイクを根拠に
- 12月高値持ち合いの上離れをロング
- 下値を試せば12月安値上昇波を押し目買いロング
ベア派プラン
- 160円のレジスタンスが背景
- 12月安値上昇波の引き戻しをショート
- 160円到達で利確売り便乗ショートを検討
今週の値動き
1時間足

先週高安のハラミの中で先週高値ブレイクを期待して158円付近でロングするとダマしに遭って損切になりやすい相場で、わたし個人としては方向感がない中でのリスクを優先しノートレードとなりました。
ロングするなら、明確なブレイクを待つか、下押しを待つかの二択と考えます。更に、値ごろ感での逆張りショートはリスクしかありません。
月曜のようにヘッドフェイクから急落してV字反転で急騰は上値の重い展開でみられる値動きですが、ロングするには難易度が高いですね。恐らく大口の投機筋による仕掛けだと思いますが、値動きに釣られてトレードすると初心者が痛い目をみるパターンでもあります。
日々のトレード
15分足

月曜(1/6)
- 先週高安(156~158円)のハラミ
- トリプルトップをイメージ
【経済指標】
- 特になし
【ブル派トレードプラン】
- 先週高値を上抜ければロング
- レンジ戦略、先週安値を試せばロング
【ベア派トレードプラン】
- レンジ戦略、先週高値レジスタンスで先週安値へショート
東京時間、1/2高値をへ上昇。欧州時間、ダマしの高値を付けて急落したが黄〇は損切幅が大きいため見送り。NY時間、V字底で急騰し急落波をほぼ全戻し。
火曜(1/7)
- 先週高安のハラミが継続
- 先週安値サポートの強い反発(V字底)
【経済指標】
- 24:00 米国 ISM非製造業景況指数
【ブル派トレードプラン】
- 先週高値を上抜ければロング
- 前日安値を試せばロング検討
【ベア派トレードプラン】
- レンジ戦略、先週高値レジスタンスで先週安値へショート
東京時間、先週高値をブレイクしたが直ぐに押し戻された。欧州時間、前日安値上昇波の押し目形成。NY時間、ISM非製造業景況指数の発表で急騰し先週高値をブレイクしたが高値更新できず失速。
水曜(1/8)
- 前日陽線終値は先週高値でレジスタンス
- 上値の重い展開
- 先週高安のハラミ継続
【経済指標】
- 22:15 米国 ADP雇用統計
【ブル派トレードプラン】
- 先週高値を上抜ければロング
【ベア派トレードプラン】
- レンジ戦略、先週高値レジスタンスで先週安値へショート
終日、断続的に上昇し先週高値を上抜けたが上値の重さからノートレード。
木曜(1/9)
- 前日陽線終値が先週高値を僅かにブレイク
- 上値の重い展開
- 高値掴みに注意
【経済指標】
- 特になし
【ブル派トレードプラン】
- 下値を試せばロング検討
【ベア派トレードプラン】
- 高安を切上げているため様子見
終日、先週高値下で浮動、雇用統計待ち相場と見てノートレード。
金曜(1/10)
- 前日陰線コマ足終値は先週高値でサポート
- 上値の重い展開
- 雇用統計待ち相場
- 高値掴みに注意
【経済指標】
- 22:30 米国 雇用統計
【ブル派トレードプラン】
- 下値を試せばロング
【ベア派トレードプラン】
- 上値を試せばショート検討
東京・欧州時間、雇用統計待ちでノートレード。NY時間、雇用統計が強い結果となり急騰、4本目4h足実体が水曜高値にレジスタンスされダマしの高値を付けたことを確認してショートを検討、雇用統計が市場予想よりかなり強い結果となったことを踏まえて黄〇逆張りショートは見送り。
ユーロドル 今週の見通し
週足

- 2021高値下降波の戻り目を2023高値に形成(Wトップ)
- ネックライン2023安値を抜けてWトップが完成
日足

- 2023高安のハラミ下限を12月陰線終値でブレイク
- 2024高値下降トレンドが継続中
4時間足

- 2024安値をブレイクし安値更新
- 先週陰線は長めの下髭
ファンダメンタルズ
- 米国 雇用統計
ブル派の注目
- 2024安値割れのアンダーシュート疑い
ベア派の注目
- 日足MA+下降チャネル上限のレジスタンス
- 12月陰線が2023安値をブレイク
- 先週陰線終値が2024安値をブレイク
トレードプラン
ブル派プラン
- 先週陰線の長い下髭を根拠に先週高値下降波の戻り売り失敗(2024安値割れのアンダーシュート)で先週高値へロング
ベア派プラン
- 2023高値Wトップが背景、2024安値ブレイクを根拠に
- 先週高値下降波を戻り売りショート
今週の値動き
1時間足

月曜に先週高値下降波の戻り目ボックス(2024安値~1/2高値)を上抜けたことで2024安値割れがアンダーシュートとなる確度が高まり、2024安値がサポート帯として機能しやすい状況となりました。
大局は下目線ではありますが、以上の要素を踏まえれば売るなら高い位置から売るのが鉄則です。
2024安値を抜けても先週安値に2番底形成の可能性が考えられます。案の定、木曜にショートしたら損切となりました。
日々のトレード
15分足

月曜(1/6)
- 2024安値をブレイク
- 1.025で強く反発
【経済指標】
- 特になし
【ブル派トレードプラン】
- 先週高値下降波の戻り目崩れで先週高値へロング(2024安値~1/2高値が戻り目候補)
【ベア派トレードプラン】
- 先週高値下降波を戻り売りショート
欧州時間、2024安値で反発したが1/2高値まで値幅がなくロングは見送り、その後2023安値へ上昇。
火曜(1/7)
- 2023安値+日足SMA21へ上昇
- 12月高値下降波の半値戻し
- 2024安値割れのアンダーシュートの可能性
- 2024安値付近に逆三尊3番底をイメージ
【経済指標】
- 24:00 米国 ISM非製造業景況指数
【ブル派トレードプラン】
- 2023安値付近の戻り目崩れでロング
【ベア派トレードプラン】
- 2023安値+日足SMA21のレジスタンスで先週高値下降波を戻り売りショート
欧州時間、前日安値にWトップを付けてミニ三尊ネック抜けでショート、NY時間に1.035で半分決済、金曜NY時間に先週安値到達で残り半分を決済。
水曜(1/8)
- 先週高値下降波戻り売りがスタート
- 戻り売り VS 先週安値V字反発
- 2024安値付近に逆三尊3番底をイメージ
【経済指標】
- 22:15 米国 ADP雇用統計
【ブル派トレードプラン】
- 2024安値サポートで先週安値上昇波を押し目買いロング
【ベア派トレードプラン】
- 2024安値のサポート崩れでショート
欧州時間、2024安値を下抜け下落。NY時間、引き戻しで上昇。
木曜(1/9)
- 2024安値を再ブレイク
- 先週安値に番底をイメージ
【経済指標】
- 特になし
【ブル派トレードプラン】
- 2番底を崩せばショート
【ベア派トレードプラン】
- 2番底形成でロング
欧州時間、ミニWトップネック抜けでショート、前日安値に届かずV字反転したため損切。NY時間、1.03で浮動。
金曜(1/10)
- 先週安値2番底形成中
【経済指標】
- 22:30 米国 雇用統計
【ブル派トレードプラン】
- 2番底形成でロング
【ベア派トレードプラン】
- 2番底崩れでショート
東京・欧州時間、雇用統計待ち。NY時間、雇用統計が強い結果となり急落、先週安値で反発。
振り返り
ドル円は、160円を前に天井圏の値動き、ユーロドルは2024安値が意識された底値圏の値動きとなりました。天井圏と底値圏で対照的ではありますが、その中身は対照的な値動きではありません。
今後、同じような場面で同じ轍を踏まないようそれぞれ振り返りたいと思います。
ドル円 天井圏の値動き
1時間足

前回高値である11月高値を更新してから上値の重い展開が続いており、今週開始時点で156円と12月高値の『平行レンジ』相場となっていました。
上位足は11月高値を上抜けて押し目買いが成功し上目線で160円を目指す流れであることから、現状のレンジを上に抜けやすいと考えられます。
では、買うならどこで買うかですが、①レンジ下限への下押しから買う、②レンジ上限をブレイク後にプルバックを待って買う、の二択が定石です。

【①レンジ下限への下押しから買う】
月曜安値のスパイクがこれに当たります。しかしながらエントリータイミングが難しく、トレードに適しているとは言い難いです。このようなスパイクで買うのであれば、156円下にダマしの安値を付けるか、日足SMA21がクロスしていれば買いやすかったように思います。
【②レンジ上限をブレイク後にプルバックを待って買う】
火曜以降は12月高値ブレイクを繰り返しましたがブレイクを明確に認知するようなレベルには至らず、デイトレには適していません。また、金曜の雇用統計では強い結果となったにもかかわらず初動の勢いもそこそこで水曜高値にレジスタンスされ失速してしまいました。いずれも12月高値ブレイクと同時に飛び乗ると損失を被ったことでしょう。
ユーロドル 底値圏の値動き
週足

ユーロドルは、2021高値下降波の戻り売り候補である2023高値にWトップを完成させて大局的にも下目線です。
Wトップが完成したとは言え2024後半から目立った調整もなく下落が続いており、2022安値上昇波の61.8%押し目候補に迫っていることから、調整が入る可能性が考えられます。
1時間足

週明け時点でのメインシナリオは、『先週高値下降波の戻り売り』とし、対局では先週陰線の長い下髭を理由に『2024安値割れのアンダーシュート』を疑っていました。
2024安値~1/2戻り高値を戻り目ボックスと見立て、特に1/2戻り高値は2024安値を抜いた強い価格とみて重要視しました。
【フェーズ①:1/2戻り高値をブレイク】
月曜の急騰で1/2戻り高値をあっさりブレイクしたことで『2024安値割れのアンダーシュート』への疑いを更に強め、以下2点を想定しました。
- 先週高安のハラミ
- 2024安値に逆三尊の形成
トレード戦略としては、
- ベア:売るならば高いところから売り、分割決済でリスクを低減させる。
- ブル:2024安値サポートで逆三尊3番底からロング
【フェーズ②:2024安値をブレイク】
2024安値でサポートされず水曜に急落したことで売り圧力の強さが確認されました。
しかしながら1/2戻り高値を1度上抜けたことから警戒心を強めたベア派も存在しているため下値は堅くなる可能性は依然として残っています。
そこで週末の雇用統計を控えて先週安値に2番底形成を想定しました。
トレード戦略としては、
- ベア:2番底を崩せばショート
- ブル:2番底形成でロング
2番底を措定していたにもかかわらず勇み足でショートしてしまい、あえなく損切となってしまいました。マイルールも守れなかったことを現在、猛省中です。
まとめ
どちらも約200pipsの値幅ですがチャートの顔つきは全く異なり、ドル円は天井圏の値動き(レンジ)が確定している相場、ユーロドルは底値圏の値動きに移行し始める相場でした。
ドル円は、先月高値を抜けてロングすれば負けやすく、上値の重さからショートすれば負けやすい。ユーロドルは、結果的には火曜から水曜に大きく下落したものの2024安値でサポートされてらば売り目線のトレーダーは利益は得にくかったと思います。
教科書はあくまで基本であり実際の相場は教科書通りの値動きは稀で応用の連続です。違和感を感じたら無理をせず、わかるようになるまで待つのが賢明です。待ってトレードしなければ資金は減りませんし、わからないのにトレードすれば資金は減るだけなのは過去のトレードを振り返れば一目瞭然。
野球のピッチャーが球種をたくさん持っていても状況に応じた適切な判断ができなければ活躍することができないように、相場においても変化する状況に応じて『買う・売る・待つ』を適切に判断できなければ手法をいくつ持っていても相場で生き残ることはできないでしょう。
サラリーマンであったわたしにとっては、『待つ』ことは欠勤も同じで非生産的行動と考えていました。待つことがムダなのではなく、待てないことがムダを生むと理解しなければならないこと、『待つことは戦略的行動』と木曜のユーロドル負けトレードで痛感しました。
ドル円 来週の展望
4時間足

- 12月高値にブロック形成
- 先週コマ足陰線終値は12月高値でレジスタンス
ファンダメンタルズ
- 米国 消費者物価指数
- 米国 小売売上高
- 日銀副総裁 発言
ブル派の注目
- 12月安値上昇トレンド
ベア派の注目
- 160円のレジスタンス
ブル派目線
- 12月安値上昇トレンドが11月高値更新を根拠に
- 先週高値ブロック崩れでロング
- 下値を試せばロング
ベア派目線
- 上値の重さによる下値試しをショート
- 160円到達で利確売り便乗ショートを検討
ユーロドル 来週の展望
4時間足

- 2023安値+日足SMA21のレジスタンスで戻り売りスタート
- 先週陰線は長い上髭
ファンダメンタルズ
- 米国 消費者物価指数
- 米国 小売売上高
ブル派の注目
- 2024安値のサポート
ベア派の注目
- 先週陰線の長い上髭
- 日足・4h・1hSMA21のパーフェクトオーダ
ブル派目線
- 2024安値サポートを背景に先週安値2番底からロング
ベア派目線
- 2024安値ブレイクを根拠に先週安値2番底崩れでショート
コメント