週刊学習の第19回。(2025.01.20~2025.01.24)
今週のドル円相場を振り返り、気付きを得て成長を図るコーナーです。
ドル円 今週の見通し
週足

- 140円押し目買いが2024高値を目指す流れ
日足

- 2023.12月安値と2024高値のハラミ
- 150円押し目買いが前回高値(11月高値)を更新
4時間足

- 156~158円の調整レンジから155円へ下落
- 12月安値上昇波の38.2%押し目候補に到達
- 12月安値上昇波の押し目買い VS 156~158円の高値ブロック
ファンダメンタルズ
- 米国 大統領就任式
- 米国の要人発言に注意、特に関税関連
- 日銀 金融政策決定会合
ブル派の注目
- 12月安値上昇波の38.2%押し目候補
- 日足チャネル下限での反発(≒先週陰線の下髭)
ベア派の注目
- 156~158円の高値ブロック
- 先週高値下降波の3波戻り売り
トレードプラン
ブル派プラン
- 先週安値2番底から12月安値上昇波の押し目買いロング
- 2番底を崩せば下げ止まりを待ってロング検討
ベア派プラン
- 先週高値下降波の戻り売りショート
- 先週安値2番底を崩せば5週前安値へショート
今週の値動き
1時間足

12月安値上昇波の押し目買いには発展せず、155~156.5円のレンジとなりました。
トランプ大統領が就任したばかりでマーケットに警戒感が広がっており、日銀の利上げもすでに織り込まれていたため節目を抜けるような大きな値動きにはなりませんでした。
日々のトレード
15分足

月曜(1/20)
- 先週高値下降波の引き戻しで半値上昇
- 米国の要人発言に注意
【経済指標】
- 米国 祭日
- 25:30 米国 大統領就任式
【ブル派トレードプラン】
- 前日高値付近の戻り目を崩せばCPI高値へロング
【ベア派トレードプラン】
- 前日高値付近に戻り目形成で先週高値下降波の戻り売りショート
東京・欧州時間、戻り目形成待ち。NY時間、米国の関税引き上げを先送るとの報道で急落したが、動きが速くてノートレード。
火曜(1/21)
- 先週高値下降波の戻り売りがスタート
- 米国大統領就任式での大きな値動きはみられず
- 米国の要人発言に対し引き続き警戒
【経済指標】
- 特になし
【ブル派トレードプラン】
- 前日NY時間の急落波の戻り売り失敗でロング
- 先週安値に2番底形成でロング
【ベア派トレードプラン】
- 先週安値2番底を崩せばショート
東京時間、米国の関税関連報道で上下動。欧州・NY時間、東京時間の値動きを鑑みて警戒しノートレード。
水曜(1/22)
- 先週高値下降波の戻り売りが先週安値でサポート
- 前日は同時線
- 先週安値に2番底形成中
- 米国の要人発言に警戒
【経済指標】
- 特になし
【ブル派トレードプラン】
- 先週安値2番底から月曜高値抜け期待ロング
【ベア派トレードプラン】
- 先週安値2番底を崩せばショート
東京時間、1h足チャネル抜けでロング、欧州時間に月曜のラス戻り高値に反発され損切。NY時間、1h足チャネルへのプルバックを確認しロング、波の途中乗りのため月曜高値到達で決済。
木曜(1/23)
- 先週安値2番底から上昇
- 前日終値はネックライン(月曜高値)でレジスタンス
【経済指標】
- 深夜 トランプ大統領 発言(ダボス会議)
- 明日にBOJを控える
- 米国の要人発言に警戒
【ブル派トレードプラン】
- 今週安値上昇波をフォロー
【ベア派トレードプラン】
- 日足SMA21の反発でショート
終日、BOJ待ち相場とみてノートレード。
金曜(1/24)
- 今週安値上昇波を半値リトレース
- 日足SMA21+月曜高値のレジスタンスで上値の重い展開
- BOJ利上げは先週陰線で織り込み済み
- 植田総裁会見に注目
【経済指標】
- 8:30 日本 消費者物価指数
- 正午 日銀金融政策決定会合(BOJ)
【ブル派トレードプラン】
- 前日安値サポートで今週安値上昇波を押し目買いロング
- 先週安値を試せばロング検討
【ベア派トレードプラン】
- 前日安値の押し目を崩せばショート
- 日足SMA21を試せばショート検討
東京時間、BOJで先週安値へ急落。欧州時間、17時の下髭ピンバー高値抜けでロング、4h足SMA21到達で半分決済、NY時間に156.5円到達で全決済。
ユーロドル 今週の見通し
週足

- 2021高値下降波の戻り目にWトップが完成
- 2022安値を試す流れ
- 2022安値上昇波の61.8%押し目候補2022.9月高値に到達
日足

- 2023高安ハラミの下限を12月陰線がブレイク
- 2024高値下降トレンドが継続
4時間足

- 今月高値下降波の引き戻しで上昇
- 2024高値+日足SMA21にレジスタンスされ上げ止まり
- 12月高値下降トレンド VS 2022.12月高値サポート
ファンダメンタルズ
- 米国 大統領就任式
- 米国の要人発言に注意、特に関税関連
- ラガルド総裁 発言(ダボス会議)
ブル派の注目
- 2022.9月高値のサポート
ベア派の注目
- 2024安値+日足SMA21のレジスタンス
トレードプラン
ブル派プラン
- 逆三尊をイメージ、下値を試して先週安値から安値切上げでロング
- 先週安値2番底からロング
ベア派プラン
- 2週前高値下降波を戻り売りショート
- 先週安値2番底の崩れでショート
今週の値動き
1時間足

月曜に先週高値を上抜けたことで短期的には上目線となりましたが、レジサポラインとして機能してきた12月高値下降波の61.8%戻り目候補である2023安値付近での高値掴みを回避できたかどうかが今週のポイントと考えます。
買うなら、火曜の仮ネックから2番天井への上昇、もしくは、12月高値下降波の戻り目形成が底堅さで間延びして金曜の三尊が崩れるところ、の2点です。
ただし、2番天井への試し以降は売り買いが交錯して複雑な値動きになりやすく、トレード難易度は高くなる傾向があります。
日々のトレード
15分足

月曜(1/20)
- 2024安値下にブロック形成中
- 先週安値上昇波押し目買い VS 2024安値レジスタンス
【経済指標】
- 米国 祭日
- 25:30 米国 大統領就任式
- 米国の要人発言に注意
【ブル派トレードプラン】
- 2024安値ブロックを崩せば2023安値へロング
【ベア派トレードプラン】
- 日足SMA21を試せばショート検討
東京・欧州時間、米国大統領就任式を警戒しノートレード。NY時間、米国の関税先送り報道で急騰したが動きが速くノートレード。
火曜(1/21)
- 関税先送り報道で2週前高値まで急騰
- 日足SMA21を上抜けた
- 大統領就任式での大きな値動きは見られず
【経済指標】
- 米国の要人発言に対し引き続き警戒
【ブル派トレードプラン】
- 下値を試せば2番天井へロング
【ベア派トレードプラン】
- 前日大陽線の押し戻しをショート
東京時間、前日高値からの急落したが動きが速くノートレード。欧州時間、日足SMA21に押し目形成待ち。NY時間、Wボトムネック抜けでロング、5本目の4h足クローズで決済。
水曜(1/22)
- 月曜大陽線の押し目買いで月曜高値まで上昇
- 2番天井形成の可能性
- 12月高値下降波戻り売り VS 先週安値上昇波
【経済指標】
- 24:00 ラガルド総裁 発言
- 米国の要人発言に警戒
【ブル派トレードプラン】
- 2023安値レジスタンス帯を抜ければロング検討
【ベア派トレードプラン】
- 月曜高値2番天井からショート
東京時間、2番天井形成待ち。欧州時間、2023安値を試しに上昇したが反発され全戻し。
木曜(1/23)
- 2023安値で反発
- 前日はコマ足陰線
【経済指標】
- 深夜 トランプ大統領 発言(ダボス会議)
- 米国の要人発言に警戒
【ブル派トレードプラン】
- 2023安値レジスタンス帯を抜ければロング検討
【ベア派トレードプラン】
- 前日高値を試せば先週安値へショート
終日、4h足SMA21にサポートされ浮動しノートレード。
金曜(1/24)
- 2024安値と日足SMA21に挟まれ方向感なし
- 前日は陽線コマ足
【経済指標】
- 19:00 ラガルド総裁 発言
【ブル派トレードプラン】
- 2023安値レジスタンス帯を抜ければロング検討
- 日足SMA21を試せばロング検討
【ベア派トレードプラン】
- 水曜高値から前日高値へ高値切下げで先週安値へショート
東京時間、2023安値へ上昇。欧州時間、2023安値レジスタンス帯を抜けて上昇したが高値圏とみてノートレード。
振り返り
反転パターンであるWボトムや逆三尊が押し目形成のセットアップです。
今週、結果的にはトリプルボトムになりましたがWボトムの発展形と考えられます。
そこで今週のトリプルボトムについて考察してみようと思います。
反転パターンの基本形

反転パターンであるWボトムの教科書的な説明でよく見かけるのは、安値Ⓐの同値付近に安値Ⓑを付けて上昇しネックラインである高値Ⓐを上抜けた後に再びネックラインまで戻ってくるのを待って安値Ⓒでトレードするというものです。
基本としては的を得ていますし、トレードタイミングとしてもレジサポ転換で利に適っているといえます。
今週の底値形成
1時間足

今週の値動きをWボトムの基本形と照らし合わせてみます。
先週安値が安値Ⓐ、月曜高値が高値Ⓐ、火曜安値が安値Ⓑ、ネックラインを明確には上抜けれず付けた木曜安値が安値Ⓒに相当します。
安値Ⓑまでは基本通りと言えますが、水曜高値を付けて以降は基本通りとは言えません。
教科書を額面通りにしか受け取れていないとこの水曜高値以降の値動きが不可解で理解し難いものになり、値動きに翻弄されてしまいます。かくいう私もそうでした。
Wボトムは反転パターンで上昇するものと形だけを暗記したような状態ではネックラインをブレイクできなかったことで先が見通せなくなってしまうのです。
そうならないためには安値Ⓒの意味合いを理解する必要があります。
そして、安値Ⓑ上昇波がネックラインをブレイクできなかった要因についても考えなければなりません。
安値Ⓒの役割
もったいぶった前置きでしたが、安値Ⓒは単純に安値Ⓑ上昇波の押し目です。
ネックラインを抜けていようがいまいが安値Ⓒは押し目でしかありません。
押し目買いが入るか、高値を更新するかどうかはわかりませんが、安値Ⓑ上昇波がネックラインをブレイクしていれば押し目買いが入って高値を更新する確度が高まるだけのことです。
仮に今週の安値Ⓑ上昇波がネックラインを明確にブレイクしていたとしても安値Ⓒはネックラインに付けていたとは限りません。ブレイク後の上昇幅によりますが、ネックラインを下回ることはざらにあります。
ネックラインを抜けられなかった要因
4時間足

日足SMA21に頭を押さえられており、そのうえ158円三尊と接していることから売りの支えが入りやすい相場環境であることがわかります。
そして、トランプ大統領が就任したばかりで依然として警戒感は強く、その中で開かれる日銀金融政策決定会合後の植田総裁の発言に注目が集まっていたため様子見ムードは否めません。このような状況下で積極的に買おうとはなりにくいと推察されます。
売り手が諦めにくく、買い手に積極性がなければ節目を破ることはできません。
まとめ
BOKをキッカケに木曜安値を割って下落しましたが、この下落の安値に安値Ⓒの役割が移ったに過ぎないと私はそう解釈しています。事実、トリプルボトムから買われて上昇しました。
値動きにはパターンが確かに存在します。そうでなければ勝率の高いトレードは実現できないのかもしれません。
しかし、実際の相場は教科書通りのことなどほとんど起きず、応用の連続です。ですから、パターンの原理を理解しなければ相場に太刀打ちできないと思います。
ドル円 来週の展望
4時間足

- 仮ネック候補155円で売り買いが拮抗しボックスレンジ形成
- 12月安値上昇波押し目買い VS 1月暫定高値下降波戻り売り
- 先週は陰線コマ足
ファンダメンタルズ
- FOMC
- 米国 GDP
ブル派の注目
- 155円のトリプルボトム
ベア派の注目
- 158円三尊+日足SMA21の上押さえ
ブル派目線
- 155円トリプルボトムを根拠に12月安値上昇波を12月高値へ押し目買いロング
ベア派目線
- 158円三尊+日足SMA21の押さえを根拠に1月高値下降波を6週前安値へ戻り売りショート
ユーロドル 来週の展望
4時間足

- 12月高値下降波の引き戻しが継続
- 1.05まで上昇し先週足は250pipsの大陽線
- 12月高値下降波戻り売り VS 1月暫定安値上昇トレンド
ファンダメンタルズ
- FOMC
- ECB
- 米国 GDP
ブル派の注目
- 日足+4h足のSMA21のサポート
- 1月安値上昇トレンド
ベア派の注目
- 対局は下降相場
- 12月高値下降トレンド
ブル派目線
- 高値掴みに注意して1月安値上昇トレンドをフォロー
ベア派目線
- 12月高値下降波の戻り売りが背景、先週安値付近に戻り目形成でショート
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